セカンドオピニオン

セカンドオピニオンについて

セカンドオピニオンとは

セカンドオピニオンとは、病院・クリニックなどで既に診療を受けている患者さんが、現在の診断・治療法などについて、他の医療機関・医師の意見を聞き、その意見を患者自身が今後の治療法の決定をする際の判断材料とすることです。
日本の心療内科医・精神科医は皆、基本的な知識と経験は一様に持っていると考えられます。しかし、医師によってそれぞれ個性や強みがあるのも事実で、たとえばお薬の選択・使い方にも差が見られます。
治療を進める上で大切なのは、患者様が主体的に考え、十分に納得のいく選択をしたうえで治療を受けることです。セカンドオピニオンは、自分の病状について、他の医師の視点を取り入れ、よりよく理解するのに役立ちます。
最近は、患者さんがより適切な治療を受けられるようにと考え、セカンドオピニオンを勧める医師が増えています。

セカンドオピニオンのメリット

セカンドオピニオンを利用するメリットには、下記のようなものがあります。

  • 自分の病気に関する理解を深めるうえでの手助けになる。
  • 明らかな誤診があった場合に、誤診に基づく治療を避けられる。
  • 薬物の過剰摂取を防止することができる。
  • 主治医には遠慮して口に出せなかった疑問を聞きやすい。

当院はセカンドオピニオンに応じます

他の医療機関に通院されている方で、「セカンドオピニオン」を得るために当院を受診したいという方は、お気軽にご相談ください。
その際は、できれば紹介状(診療情報提供書)や各種検査結果などをご持参ください(それが難しい場合は、無くても構いません)。
セカンドオピニオンのご相談にあたっては、患者様ご本人の相談を原則としますが、やむを得ない事情によりご本人に来ていただけない場合は、ご家族も対象といたします(ただし、患者様ご自身による「同意書」が必要になります)。
また、当院に通院なさっている患者様で、一度他の医師の意見を聴くために他の医療機関を受診してみたいという方には、紹介状を書かせていただきますので、遠慮無くお申し出ください。

※セカンドオピニオンの費用は、健康保険の適用外となるため、自費でご負担いただくことになります。